天野喜孝(あまの よしたか)はファイナルファンタジーやマッハGoGoGoなど数多くのアニメ・ゲームでその存在感を放っています。
今回は天野喜孝の経歴から作品の魅力までをご紹介します。さらに作品を高く売るためのコツも特別に公開します。
天野喜孝の経歴
天野喜孝は1952年に静岡県で生まれました。「ハクション大魔王」「タイムボカンシリーズ」などの名作を生み出したタツノコプロに15歳で入社。
1960年後半にヒットしたアニメ『マッハGoGoGo』の絵描きとしてキャリアをスタートさせました。その後、『ヤッターマン』『宇宙の騎士テッカマン』『新造人間キャシャーン』など当時を代表する名作アニメのキャラクターデザインを手掛け、一気に知名度が上昇。
1982年に独立してフリーランスになると『吸血鬼ハンターD』シリーズや『魔界都市〈新宿〉』などのイラストレーションを担当するなど、活躍の場を広げます。
1990年代より芸術家としても活動を開始。レトロ・ポップを活かした絵画は、天野独特のものとされ、多くのファンを獲得しました。
2013年からは現代美術シーンにも挑戦し、ミヅマ・アートギャラリーで個展を開催。熊本市現代美術館で回顧展を行うなどし、国内外問わず多くの人が訪れました。
天野喜孝の代表作品
天野喜孝はファイナルファンタジーシリーズが余りに有名ですが、シリアスなタッチだけでなく『N.Y.SALAD』や『タイムボカン』などのコミカルなキャラクターも多数生み出しています。
繊細で優麗かつ幻想的な絵柄であり、海外(特にニューヨークやロンドン、パリ、リヨン、ケルン)ではカルト的な人気を誇っています。
特に東南アジアでのファンが根強く、アジアを中心に着実にコンテンポラリー・アーティストとしての地位を築いています。
1995年にパリ、ニューヨークにてリトグラフの制作を開始。アールビバン株式会社と版画作品の販売契約を結び、その中でも特に『街(DX)』や『ファイナルファンタジーⅪワールドマップ』のリトグラフの作品は、今でもコレクターに人気で高額で取引されています。
天野喜孝の手法は主にシュルレアリスムのオートマティスムを活用し、アクリルや自動車用の塗料を使ってアルミボックスパネルに絵を描いています。
画家としてだけでなく、装幀、舞台美術や映画の衣装デザインなど多方面で活躍するマルチアーティストであり、各分野への影響は計り知れません。本人は絵について「レオナルドダヴィンチの影響を受けている」と語っています。
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