藤村紫雲は、昔からの伝統技術を使って市松人形を作り続ける数少ない人形作家です。ここでは藤村紫雲の経歴や代表作品・高く売るためのコツについて解説します。
藤村紫雲の経歴
藤村紫雲は日本の伝統技術のひとつである、市松人形を作る数少ない職人です。江戸時代からの伝統芸法を現代にまで受け継ぎ、「抱っこして着せ替えができる日本人形」を作っているのが特徴。
藤村紫雲は昭和58年、人形師であった祖父の藤村明光(現・藤村光環)氏に師事し、人形作りを始めます。
平成に入ってからはアメリカ・ニューヨーク ニュージャージーでデモンストレーションを体験。
平成5年に人形師の祖父・「紫雲」の号を襲名しました。その後は銀座で個展を開くなどして知名度を上げ、平成8年、32歳の時に独立し「人形工房 紫雲」を設立するまでに。テレビやラジオなどのメディアに多く出演し、人形作りを世に広く伝えています。
藤村紫雲の代表作品
藤村紫雲の作る人形は桐の木や桐塑(とうそ)を基盤とし、そこに胡粉(ごふん)と膠(にかわ)を混ぜたものを塗っていきます。
さらに彫刻や面相で人形に表情を与え、人毛や絹糸を使って仕上げているのが特徴。特に着物は1本の帯を結んで着せることができる、日本に昔からある技法を採用し、伝統的な技法を守り続けています。
その技法は海外でも高く評価され、パリ装飾美術館には、藤村紫雲が手掛けた市松人形が永久保存されているほど。
代表作品である市松人形や三つ折れ人形は、首や手足が細かく動く仕様です。「飾っておくだけでなく、抱き人形として一緒に遊んで欲しい」。藤村紫雲の作る人形には、そんな思いが込められているようです。
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