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リトグラフ・版画家の李禹煥の経歴は?代表作品、買取相場、高価買取のコツを解説

2021年11月11日

李禹煥(リ・ウーファン)は1956年に来日し、「もの派」の先駆けとして美術界に新しい風を吹き込んできました。

ここでは李禹煥の経歴や代表作品・売却のコツについて解説しています。

李禹煥の経歴

李禹煥は1936年、大韓民国慶尚南道で誕生しました。1956年にソウル大学校美術大学を中退し、来日。1961年には日本大学文理学部哲学科を卒業しています。

1968年頃から本格的に画家活動を始め、同年発表の「事物から存在へ」が美術出版社・芸術評論募集に入賞し知名度がアップ。1971年に評論集『出会いを求めて』を出版。国内外の美術界に大きな影響を与えました。

李禹煥が作品を作り上げる上で最も重要視している言葉に、「関係項」があります。これは彼自身が立体作品の包括的なものとして、1970年代以降採用してきた言葉です。

「あらゆるものは世界との関係性によって成立し、それのみで存在するのではない」という意味が込められています。「関係項」の考えは李禹煥の作品に多く取り入れられており、彼は自身の生きる姿勢とも重ねてきました。

李禹煥は独特の感性を生かし、韓国と日本・東洋と西洋・実践と理論・絵画と彫刻など一つのものを様々な角度から見る方法を模索。その瞬間に生まれた緊迫と均衡を作品で表現してきました。

2010年には香川県直島町に初の個人美術館である李禹煥美術館が開館。さらに2015年に釜山市立美術館敷地に2館目の個人美術館李禹煥ギャラリー(Space LeeUFan)を開き、ベルサイユ宮殿で特別展を開くなど、今でも表現の場を広げています。

李禹煥の代表作品

李禹煥の作品スタイルは、当時の現代美術に大きな影響を及ぼした「もの派」が有名です。主な代表作は「点より」「線より」シリーズです。

「点より(1977年)/リトグラフ」は「線よりⅡ(1981年)/エッチング」と並び、李禹煥の平面作品を代表するシリーズです。点が並んでいるようにしか見えませんが、よく見ると濃淡の変化をつけている点が特徴。単調な中にも、李禹煥のこだわりが見える逸品です。

また「筆より(1973年)/リトグラフ」や「Correspondance(2012年)/オフセットリトグラフ」などキャンバスの空間を大きく意識した作品も数多くあります。

他にも、「ワイン・ラベル/シルクスクリーン」や「照応(2002年)/銅版画」などの作品も有名ですね。

李禹煥のリトグラフや版画、シルクスクリーンの絵は一見何を描いているのか分からない作品も多いと感じるでしょう。しかし李禹煥自身、以下のような言葉を残しています。

“理路整然と整理ができて、ちゃんと先が分かっているようなものは、アートにはならない。無意識、狂気、混沌、矛盾――。人間は面白いことに、そういったものが作用しながら出来上がっているものを面白がる”

2017年にあるトーク番組で李禹煥が残した言葉です。形なきものに向き合い、未知を模索する上で思いがけず生み出された作品こそが、李禹煥の味わいとなっています。

李禹煥のリトグラフ買取や版画の買取なら買取専門店の散歩道へ

近年、世界各地でモダニズムが注目されている影響で、李禹煥が描く「もの派」の価値は高まっています。

もし自宅に李禹煥のリトグラフや銅版画(エッチング)、シルクスクリーンなどがありましたら、散歩道へご相談下さい。

当店ではリトグラフや版画、シルクスクリーンの鑑定を全国から受け付けております。「引っ越しでいらなくなった」「相続で受け継いだけど絵画に興味がない」といった場合もOK。

鑑定士が丁寧に査定し、納得頂ける査定額のご提示をいたします。当店は相場に合った明瞭鑑定。安心してご依頼ください。

李禹煥の買取事例

高価買取の秘訣とは?

基本的にリトグラフや版画、シルクスクリーン、銅版画(エッチング)のお品も含めて共箱や付属品の有無で査定額も変わることがあります。李禹煥のリトグラフや銅版画(エッチング)、シルクスクリーンであることを証明する大切な情報となるため、付属品がある場合は揃えておきましょう。

例えばリサイクルショップで査定のご相談を行うと相場が分からず取り扱いを拒否するケースも多くみられます。そのためリトグラフや版画、シルクスクリーン、銅版画(エッチング)の売却時は、リトグラフや版画、シルクスクリーン、銅版画(エッチング)の専門知識を持ち、販売ルートが豊富なリトグラフや版画、シルクスクリーン、銅版画(エッチング)の買取専門店、古美術商や骨董屋に依頼をすることで高価買取が期待できるでしょう。また、李禹煥のリトグラフや銅版画(エッチング)、シルクスクリーンに詳しい鑑定士のいるお店に依頼するとより安心です。

普段から綺麗な状態を保つことで買取査定額もアップにつながります。例えば乾いたタオルや刷毛などでやさしく埃を落とすぐらいで十分です。ただし、壊れやすい物や繊細な素材できているものは手入れをせずにそのままにしておくのも重要です。

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