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丸平大木人形店は京都で250年の歴史ある人形の老舗です。
特にひな人形は全国の展示会に出展されるほど！
今回は丸平大木人形店の歴史や有名作品について詳しく解説します。
丸平大木人形店の経歴
丸平大木人形店は、創業250年を迎える京都の老舗人形店です。
ひな人形や五月人形などの節句人形だけでなく、風俗人形なども制作し世に送り出してきました。人形制作は、場合によっては分業で行うことも多いですが、丸平大木人形店では全ての工程に人形師が加わります。
そのため人形を部品ごとにオーダー発注することも可能。お雛様の衣装（着物）をオーダーメイドすることもできます。歴史のある人形は、国内外からの評価も高く、日本橋の「三井記念美術館」、愛知の「徳川美術館」などに展示されたことも。
また雛祭りシーズンに行われる全国の展示会にも、必ずと言っていいほど丸平大木人形店の人形が並びます。毎年行われている「丸平文庫 展示室」では、丸平大木人形店が代々作り続けてきたひな人形を展示する「丸平代々のひな人形展」が開催。
京都に旅行に行ったら、覗いてみるとよいかもしれません。
長い歴史とともに、日本に深く根付いている人形店といえるでしょう。
丸平大木人形店の代表作品
江戸時代に設立されて以来、実写性を意識した人形を作り続けている丸平大木人形店。
代々店主は大木平蔵を名乗っており、現在は第７代目です。
特にひな人形は様々な場所に出展もされており、日本でも有名です。
丸平大木人形店のひな人形は、明治23年に開催された、第3回内国勧業博覧会に出展しています。他にもフランスパリ万国博覧会で金賞を受賞、日本万国博覧会では日本を代表する人形として出品しました。
主なコレクションは六番親王七寸二十一人揃（ひな人形）や二番親王尺三寸二十六人揃（ひな人形）がとくに有名。他にも馬に乗った武士を象った「馬上の大将」は丸平大木人形店の最高傑作ともいわれています。
武士が乗っている木彫りの馬は、ヤマナという作家の作品。
すでに馬職人は京都で途絶えているため、希少なものと言えます。
丸平大木人形店には歴史的にも価値のある作品が多くあり、丸平大木人形店が途絶えることは日本の伝統がなくなるのと同じくらいと感じるほどです。
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