繊細で華やかな博多人形を生み出し続ける溝口堂央。
今回は溝口堂央の経歴や代表作品についてご紹介します。
博多人形を少しでも高く売るコツも紹介しているので、参考にしてください。
溝口堂央の経歴
溝口堂央(みぞぐち とうよう)は、主に博多人形を手掛ける人形師です。教師であった父親が、人形師・中村信喬(しんきょう)の担任をしていたことがきっかけで内弟子に。
信喬は幼少期に溝口堂央を、山登りなどに連れて行ったくれたお兄さん的存在でした。学校を卒業するタイミングで、「手に職を付けたい」と思った溝口堂央の思いを汲み取り、内弟子として迎えることになったようです。
その後、平成26年からは師の跡を継ぎ、中洲流の舁き山(かきやま)人形の制作に携わるなど精力的に活躍。平成24年の西部工芸展や日本伝統工芸展などで多数の受賞歴があります。2020年にはコロナウィルスで、需要が弱まった博多人形を救済すべく企画された、クラウドファンディングに参加。コロナ終息に向けた活動にも取り組んでいます。
溝口堂央の代表作品

引用:山笠ナビ通信
溝口堂央の作品は、ほっそりとした佇まいが印象的な博多人形がメイン。特に志賀島の女神が優雅に水浴びをする姿を模した「志賀の海」は目を奪われる美しさです。漂うような女性のフォルムとしなやかな曲線美は、溝口堂央の繊細さがなせる業。女性の穏やかな表情が、見ていて癒されます。
他にも福岡市長賞を受賞した「鬼すべ幻想」や、QAB琉球朝日放送賞に輝いた「南朝楽士」なども有名です。
過去には作品の元となる題材は常に探しており、「深い思いを強く出せる題材をいくつ持てるかが必要だと感じている」とインタビューで語っていたこともありました。生きているかのような人形たちは、溝口堂央の人形作りへのこだわりが込められているようです。
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溝口堂央の作品は世界的にも知名度が高く、定期的に個展が開かれるほどです。そのため現在でも人気が高く、高額で取引されています。
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