島田耕園は多くの御所人形を世に送り出してきた人形作家です。
今回は、島田耕園の経歴や代表作品についてくわしく解説します。
作品を高く買い取ってもらう方法も紹介しますので、チェックしてください。
島田耕園の経歴
島田耕園は1958年に御所人形作家四世耕園の長男として生まれました。
1980年に同志社大学を卒業し、その後人形制作を開始。
以来、ふっくらとした愛らしい表情が印象的な御所人形を生み出し続けています。
人形制作について、島田耕園は「人形の形だけでなく、内面から浮き出てくる”空気”を大切にして作っている」と語り、「愛らしさの感じ方について考え、真の精神性を感じながら作っている」と答えています。
生命感あふれる島田耕園の御所人形は、見る人に安心感を与え、数多くの人を虜にするでしょう。
1985年に伝統工芸人形展入選。その後は毎年入選するなどの実力派人形師。
1990年には、京都府立京都文化博物館に「投げ粽」を招待出品し、2007年には第54回日本伝統工芸展奨励賞も受賞。
現在は島田耕園人形工房を立ち上げ、人形を手間をかけひとつひとつ丁寧に作り上げています。
また、スターバックスとコラボするなど、御所人形の新たな可能性を模索する、人形界のパイオニアです。
島田耕園の代表作品
御所人形は、ふっくらとした肉付きや透明感のある白い肌・ちんまりした愛らしさが特徴です。
島田耕園の作る御所人形は、全てが手作業。繊細な作業を繰り返し、丁寧に作り上げています。
特に第54回日本伝統工芸展奨励賞受賞作品である「入魂」は、愛らしい御所人形が、今にも太鼓を叩き出しそうな姿が繊細に表現されています。
わずかに浮かせるように前かがみになった姿が、バチを持つ姿をいっそう力強く見せ、躍動感を感じさせるでしょう。
他にも祇園祭と無病息災の願いが巧妙に表現された「息災」。
メインとなる御所人形だけでなく、お清めのための御幣や魔除けのお守りを同時に表現するなど、息を呑む仕上がりとなっています。
また、子供が七夕を楽しむ様子を見事に表現した「七夕」や亀を吊り上げる子供を力強く表現した「海」など。
島田耕園の作品からは、子供たちの生き生きとした様が伝わってきます。
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島田耕園の作品は、見る側がつい笑顔になってしまうものばかり。
そのため、現在でも高値で取引がされています。
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