版画やシルクスクリーン作家として活躍する鈴木英人(すずき えいじん)は、「海」や「車」などのデザインを手掛けることで有名です。
色のコントラストを生かした版画やシルクスクリーンは今でも大人気。ここでは鈴木英人の経歴から人気作品、売却時のコツを解説します。
鈴木英人の経歴

引用:鈴木英人公式サイト
鈴木英人は福岡県出身のイラストレーター、デザイナー、アートディレクターです。1971年より広告デザインの道へ入り、1980年よりイラストレーターとしての活動を開始。
『タンタン』の作者であるエルジェや、わたせせいぞうを彷彿とさせる、グラデーションを用いた作品を数多く生み出しています。
山下達郎のレコードジャケットや堀井勝美プロジェクトなどのカバーデザインも手掛け、1990年代を代表するイラストレーターとして、多くのファンを獲得しました。特に山下達郎のアルバム『FOR YOU』のジャケットはかなり有名ですね。
また活躍の場は世界に留まることはなく、1982年にはロックバンドのヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのアルバム『ベイエリアの風』の日本版のジャケットを制作。
1985年には「EAST ALBUM」シリーズと銘打ち、30もの作品を東京と大阪の5箇所の画廊で発表しています。現在でも精力的に作品を生み出し続け、その数は300を越えています。
鈴木英人の代表作品

引用:鈴木英人公式サイト
鈴木英人は「海」や「車」をモチーフとした絵が多く、特に人気のある絵柄は「ポルシェ」です。
「スピードスターと過ごす午後(版画)」や「コートダジュールの小高い丘(版画)」などでもポルシェが描かれており、ファンの間でも高い知名度を誇ります。その他「シボレー(版画)」や「FORD DUCE(版画/1988年)」などポルシェ以外の車を描いた作品も人気です。
絵の特徴はくっきりとした色のコントラストにあります。まるで塗り絵のような線と面を活かした画風は、鈴木英人が築き上げた独自のスタイルといえるでしょう。
近年ではポップでファッショナブルな要素も取り入れており、絵画だけでなく腕時計とのコラボレーションも行っています。
もちろん版画だけでなく、「太陽物語(シルクスクリーン)」や「波のかなたへ(EMグラフ)」など他の技法で描いた作品も豊富。人気画家であるため、マーケットには数多くの作品が溢れています。
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鈴木英人の作品は世の中にたくさん溢れています。
特にポルシェを描いた作品は種類が多く、評価が高いため高額査定の対象になる可能性が高いでしょう。
需要や人気が高いため、中にはコピー品や贋作が混じっている可能性もゼロではありません。もし手元にある鈴木英人の版画やシルクスクリーン・EMグラフなどに疑問を感じたら、散歩道へご相談ください。
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もし「まずは見積もりが知りたい!」という方は、作品のタイトルだけでもお知らせください。おおよその概算価格のお答えも可能です。絵画は放置するとダメージが進んでしまいます。特に版画は赤色が退色しやすいので、保存方法にはご注意ください。
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