滝沢光龍斎は、青い目の人形たちの答礼人形を作った人物としても有名です。今回は滝沢光龍斎の経歴や作品の特徴・高く売るためのコツについて解説します。滝沢光龍斎の作品を手放すことを考えている人は、是非参考にしてください!
滝沢光龍斎の経歴
滝沢光龍斎(こうりゅうさい)は明治から続く人形作家の名称をいいます。初代光龍斎は、明治時代の人形師・永徳斎の弟子として活躍しました。
市松人形を中心に数多くの日本人形を世に送り出し、答礼人形を手がけた中心的人物の一人。1927年(昭和2年)に日米親善のために12,739体の青い目の人形が日本に贈られたことは有名な話ですが、その答礼人形として日本人形が送られました。
その際、大半が東京で作ることになり、東京製日本人形の“原型”を彫ったのが二代目光龍斎です。
滝沢光龍の作った日本人形は全国の子供たちからの募金をもとに厳選された58体。「ミス東京」「ミス横浜」といった名前を付けられ、モノ言わぬ平和親善大使としてアメリカで大歓迎されました。その後一体ずづアメリカ各地の美術館や博物館に納められています。
滝沢光龍斎の代表作品
滝沢光龍斎は多くの江戸後期に三つ折れ人形や市松人形を残してきました。人形の中には古いものも多く、人形に作者が残っているのは、ほんの一握りともいわれています。
滝沢光龍斎の作品の特徴は、顔立ちにあるのではないでしょうか。静かに語りかけてくるような口元や、少し微笑んでいるような眼差し。ずっと見ていると、人形に込められた思いが伝わってくるかのようです。
特に滝沢光龍斎の作品でも古いと言われているのが、三つ折れ人形です。美しい気品あふれる表情や、耳の切り方・歯の入れ方に至るまで細かく作り込まれています。
衣装は有職小葵紋様や縮緬の着物・江戸ちりめん絞り染めを使用しており、上品な個性がよく表現されています。
また大正から昭和にかけて作られた市松人形には、美しいちりめんの着物や錦紗を着せ、豪華さを出しているのが特徴。どの作品からも、滝沢光龍斎の美しさが良く伝わってきます。
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滝沢光龍斎の作品は可愛らしい表情に豪華な着物が特徴で、ついつい手に取ってみたくなるものばかり。
そのため現在でも専門ショップやオークションで高値で取引がされています。市松人形や三つ折れ人形などの処分をお考えなら、是非散歩道へご相談ください。
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