バカラは今や世界的にも有名なクリスタルガラスメーカーです。
歴史は長く、コレクターやファンが多いため、買取価格が高騰しています。
ここでは、バカラの歴史や代表作品を解説します。
バカラ(Baccarat)の経歴
世界的なクリスタルメーカーであるバカラは、1764年にフランスの「バカラ村」で生まれました。
当時、フランスは戦争で経済状況が悪化。なんとか立て直そうと考えられたのが、ガラス産業だったのです。当時の国王であるルイ15世によってガラス工場の建設・運営が許可され、バカラの歴史は始まりました。
バカラのクリスタルガラスが初めて世に誕生したのは、1816年のことです。その後1825年に当時のフランス貴族であったアルクール公爵の注文で、のちに大ヒットシリーズとなる「アルクール」の原型が登場。
現在バカラは世界中の王室や皇室で愛されています。
過去にはパリ博覧会で3回もグランプリを受賞しました。
バカラの職人たちは250年以上も受け継がれてきた伝統を重んじています。
クリスタルを自在に操れるレべルになるためには、15年以上はかかるのだとか。
バカラの職人たちの仲には「M.O.F.(フランス最優秀職人)」の称号を得た人もたくさんいます。
バカラ(Baccarat)の代表作品
バカラで使用しているクリスタルガラスは、フルレッドクリスタルといいます。
フルレッドクリスタルには厳しい基準が定められており、酸化鉛の含有率が30%以上で、密度が3.00g/cm3以上でなければなりません。
高い技術力を駆使して作られたバカラ製品。
特にアルクール侯爵の注文によって作られた「アルクール」シリーズはかなり有名です。
六角形のフットやボウルのガラスカットが美しいシリーズで、様々な形のものが展開されています。
また1931年に誕生したシリーズ「ローハン」も有名。
ローハンはフランス北西部にある町・ローハンにちなんで名づけられました。
最大の特徴はアシッドエッチングで描かれた蔓草模様(からくさもよう)。
作られた年代によって模様の太さや深さが違い、新しいものほどエッチング(表面加工)が浅くなっています。
バカラのグラスは長年の技術によって美しさを保っています。
バカラの歴史に考えを巡らせながら、お酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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バカラは、その長い歴史からファンやコレクターに根強い人気があります。
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バカラの製品は1936年以前製造のものはシールが貼られていただけなので、「これは本当にバカラ?」と分からないかもしれません。
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